Anker 737と733、両方持って結局どちらが鞄に残ったか
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Anker 737と733を実際に両方買って約3ヶ月使い比べた結論。体積・重量・充電速度の数字で正直に比較し、どちらを買うべきか明確に答える。
Anker 737は「大きすぎて使わなくなる」。3ヶ月使い比べた結果、俺の鞄に残り続けたのは733のほうだった。ただし、これは俺の使い方の話だ。737が正解になる人も確実にいる。そこを数字で切り分けていく。
737と733を両方買うことになった経緯
出張が月に4〜5回あって、ホテルで寝る前にiPhone・iPad・ノートPCをまとめて充電したいという需要が発端だった。当時使っていた10000mAhクラスのバッテリーでは容量が足りず、買い替えを検討。Ankerのラインナップを調べると、737(24000mAh)と733(10000mAh)という兄弟機が並んでいた。
スペック表だけ見ると737の圧勝に見える。でも「毎日鞄に入れるものを選ぶ」という観点で迷った末に、比較記事が少なかったこともあり「両方買って自分で判断する」という判断をした。トータルで2万円超の出費だが、間違いを引きずる時間コストのほうが高いと判断した。
3ヶ月使ってわかったこと
サイズと重量の「実感」は数字以上にでかい
スペックをまず並べる。
| Anker 737 | Anker 733 | |
|---|---|---|
| 容量 | 24000mAh | 10000mAh |
| 重量 | 約652g | 約214g |
| サイズ | 約170×73×30mm | 約100×62×28mm |
| 最大出力 | 140W | 65W |
| USB-Cポート数 | 2 | 1 |
652gという数字は、文庫本2冊分だと思えばいい。毎日持ち歩くものとして考えると、これはかなり重い。最初の2週間は737をメインで使っていたが、昼すぎに肩が疲れる感覚が出始め、気づいたら「今日は出張じゃないから733でいいか」という判断をするようになっていた。
214gの733は、スマートフォン1台分より少し重い程度。鞄に入れた瞬間「あ、軽い」と意識するくらい差がある。
充電速度の実力差
737の140W出力は本物だ。MacBook Air(M2)を30分で約50%まで充電できることは実際に確認した。ノートPCまで賄いたいなら737一択になる。
一方の733は65W出力。iPhoneとiPadの同時充電は問題なくこなせるが、USB-Cポートが1つしかないため、複数デバイスを同時に充電する場合はUSB-Aポートとの組み合わせになる。ここが地味にストレスだった。出力を分散させると充電速度が落ちるのは当然で、深夜にホテルで3台同時充電しようとすると朝までに終わらないケースが1度あった。
結局どちらが鞄にあったか
3ヶ月間のログを振り返ると、733を持ち出した日数が約70%、737は出張日(1泊以上)に限定されていた。日帰り移動、カフェ作業、週末のちょっとした外出——こういった場面では737を持ち出す気になれなかった。
737の活躍場面は「ノートPCを充電したい長距離移動」と「宿泊を伴う出張」の2パターンに絞られた。
正直に書くAnker 737の弱点
- 重量652gは毎日持ち歩くには重すぎる
- 本体が発熱する。充電中に触るとかなり熱く、鞄の中に入れたまま使うのは少し気になった
- 液晶ディスプレイで残量が数値表示されるのは便利だが、その分厚みが増している
- 価格が高い(購入時点で約12,000〜14,000円)
正直に書くAnker 733の弱点
- USB-Cポートが1つしかない。複数デバイスの同時フル充電は無理だと割り切る必要がある
- 10000mAhではノートPCへの充電は「応急処置」レベルにとどまる
- 最大65Wなので、100W充電対応のPCには「遅い」と感じる場面がある
競合・代替品と比べたらどうか
同価格帯で比較対象になるのはCIO SMARTCOBY DUO 20000とOMNI 20+あたりだが、Ankerブランドの信頼感と保証対応のしやすさを優先した。
733の競合としてはCheeroやROMOSSの10000mAh帯があるが、65W出力とAnkerの品質安定性は価格差を正当化できると判断している。733はコスパで選ぶバッテリーではなく「信頼できるミドルクラス」という位置づけだ。
結論。「こういう人は737を買え」「こういう人は733にしておけ」
Anker 737を買っていい人
- 週に2回以上、宿泊を伴う出張がある
- ノートPCをバッテリーから充電することが必須条件
- 複数台デバイスを同時に高速充電したい
- 重量増を受け入れられるバックパック派
Anker 733で十分な人
- スマホ・タブレット中心で、PCへの充電は「たまにあれば」程度
- 毎日持ち歩くことを前提にしている
- 荷物の軽量化を優先している(特にショルダーバッグ・スリムバッグ派)
- 出張はあるが日帰りが中心
俺の結論を一行で言う。「ノートPCを充電しないなら737は重いだけだ」。733を毎日持ち、737は出張専用機として運用するのが現時点での最適解だと思っている。ただ737を1本だけ持つという選択肢は、毎日ノートPCを外で充電する人にとっては十分ありだ。
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